2009年11月20日金曜日

私が私のサンタさん

先ほど、うとうとして寝たのかどうかも分からないけど、一時間ほどして起きると、妙な虚しさに襲われました。

どうもこの任務・・・というか、今自分がしてる
「過去を葬り去ろうとする行為」は、心も身体も複雑な反応を示すようだ。

気分転換をしようとゆっくりバス・タブに浸かっても急に涙が溢れてきて悲しくなった。
こんな時に甘えられる存在もいない自分が自分で虚しくなった。

私は強い人間だとよく言われるし、自分でもそう思ってたんだ。
身体(行動)は心に従うっていうけど、その心が微妙な波を打っている時は、行動する際、無心でいなければやってのけることは難しい。

たまに思う。

これは私の意志じゃないのかも?
私はただ、何か目に見えない力によって動かされているだけなんだと。

だってね、こんなことけして楽しいことじゃないもん。
こうするしか前に進む道がないから、してるだけで。

過去を葬り去って新しい未来を手に入れる?
それってどんな未来?
本当に私が望んでいることは一体なんなんだろう・・・。
一人で何やってんだろう。

こんな思いまでして、やりたいことなのかな。

どんどん時間が迫ってきて、その度に過去から遠くなっていって私は自分の育った場所や帰る場所を自ら消してしまうんだ。

手放して空っぽになってまたゼロに戻るんだ。
なんだか怖いような気もしてきた。

しがらみってのは案外手強いな。
懐かしさについ、ほろっとさせられる。

家族がほしい。

また家族ってものをほしがるなんて・・・施設で暮らしてた幼い頃のあの思いと一緒だ。
またこんな気持ちになるなんてね。

自分が居てもいい場所がほしい。

途中まで自立して一人で暮らすことを目標にしてたけど、今は急に一人になりたい気持ちより、温かい家庭に憧れを抱いている。

心はいろんなものを私に見せてくれるものだ。

できるなら可愛いこの子(自分)に与えてあげたい。
本当にほしいものを与えて喜ばせてあげたいんだけどな。

私は私のサンタクロースになれるかな・・・・・・・・。